西上州(群馬) 大山(857m)、黒内山(1112m) 2020年2月8日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 11:59 林道入口−−12:21 主稜線(標高770m)−−12:42 大山−−13:02 760m鞍部−−13:10 林道(標高820m)−−13:24 林道(標高860m)−−13:44 林道を離れる(標高970m)−−14:02 黒内山 14:10−−14:20 林道(標高970m)−−14:35 林道(標高820m)−−15:04 林道入口

場所群馬県富岡市/甘楽郡南牧村/甘楽町
年月日2020年2月8日 日帰り
天候
山行種類藪山+一般登山
交通手段マイカー
駐車場林道路側に駐車
登山道の有無駐車箇所〜大山:無し 大山〜林道:廃林道あり 林道〜黒内山:無し
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望両山とも無し。ただし黒内山は別ルートなら送電線巡視路あり
GPSトラックログ
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コメント黒内山は地形図記載ではなく日本山名事典記載の山。稲含山登山口に続く林道途中から周回。この林道は起点から約4kmで地滑りのため通行止めとの看板があったため、大山に登った後にそのまま黒内山へ尾根伝いに向かった。結果的には私が歩いた範囲では林道は通行可能で、地形図の茂垣集落の建物群までは舗装道路、その先はダートで大雨による洗堀で普通車通行不能。現在は下仁田側から稲含山登山口まで車で入るのは不可能。大山にはGさん標識が、黒内山にはすかいさんの標識あり




標高620mの林道入口 林道入口に駐車
林道を離れ沢沿いを登る 標高660mで林道に再遭遇
林道は無視して沢を登り続ける 標高700m付近で左の尾根に乗り換える
上部は岩壁なので右に迂回 獣道で迂回中
標高7701mで大山〜黒内山の主稜線に乗る 800m峰は登らず東を巻いた
急斜面でトラバースも楽ではない 770m鞍部手前で尾根に復帰
770m鞍部から明るい尾根を登り返す 大山山頂
Gさん標識 富岡方面を見ているが展望が悪い
770m鞍部 廃林道を辿る
760m鞍部 標高800m付近
標高810mで廃林道が登場 810m鞍部で地形図に出ている林道に合流
標高830mカーブで地滑りで林道が寸断、横断した 標高850mでゲート登場
林道をショートカットするため上へ 標高920mで稲含山登山口へ続く林道に乗る
路面は大荒れで普通車の通行は不可能 日当たりの悪い場所では雪が残っている
標高970mのカーブでショートカットのため上へ 標高1000mで林道を横断
標高1010m付近 標高1070m付近
黒内山山頂の送電鉄塔 送電鉄塔の東へ
すかいさんの標識あり 実際の黒内山最高点は鉄塔の西側にある
この岩が真の黒内山山頂 送電線巡視路
林道から見た西側の展望 林道から見た浅間山
林道ショートカットのため伐採地を下る 鹿除けネットの出入口
植林されて数年か? 下の出入口はネットが開放状態。出た後に閉めておいた
廃林道を下る 林道が左へ逃げるので小尾根に乗り換える
地形図に出ている林道に再合流。以降は林道歩き 地形図の建物群は畜産農家
稲含山 小規模地滑りで路面が割れているが車両通行可能
駐車箇所に戻る


・確か長野県境に近い旧松井田町/下仁田町境界にも大山があったような記憶が。ここは冬季通行止めの県道から往復した記憶がある。こちらの大山はずっと南東側の下仁田町/富岡市/甘楽町境界付近で、稲含山の北側に当たる。稲含山の登山口である1070m鞍部に至る林道が近くを通っているので、そこから往復するのいいだろう。最近は西上州で2連続撤退があったため念のためネットで検索すると、ほとんど記録が無い。知人である「群馬の重鎮」氏の記録がヒットし読んでみたが、本人が地元民のアドバイスに従って登ったものの途中から道が消えてルートに迷って登っているので、記録を読んでもどこを登ったのかさっぱり分らない。でも適当に登っても植林斜面だということ、尾根上に出れば道があるとのことで、問題の岩場は無さそうなので一安心。林道を進むほど高度を上げられるが山頂から遠ざかるため、標高620m付近で沢に入り、標高800m峰直下で右を巻いて大山と稲福含山を結ぶ主稜線に出る計画を考えた。

・黒内山は稲含山登山口である1070m鞍部の北側の1112m峰。地形図記載ではなく日本山名事典記載の山。地形図によると1070m鞍部から登る途中の尾根に崖マークがあるので、尾根上を伝うのではなく迂回するか鞍部より手前から斜面を登るのがいいだろう。

・稲含山登山口に至る林道の入口には「約4km先で地滑りのため通行禁止」との看板が出ている。信用がいまいちおけないカーナビによると大山取付予定地点はここから約3.5km先で、大山は通行止めの影響は無さそうだが黒内山はダメそうだ。だったら大山から尾根伝いにまとめて登った方がお得だろうと判断し計画を変更。大山に登った後に尾根伝いに黒内山まで登り、帰りは林道を下ることにした。地滑り箇所も歩きなら大丈夫だろう。ダメなら高巻きすればいい。

・林道はきれいに舗装されている。高倉集落を過ぎても舗装は続き、大山取付予定地点付近も舗装道路のまま。ただし、ここにも通行止めの看板あり。ちょうど林道が分岐する場所で、ここから登り始めることにした。林道が山頂方向に続いていれば利用価値があるし、そうでなければ計画通り沢沿いを登ればいい。

・残念ながら林道はすぐに大山とは逆の南へとカーブしてしまったので沢に下る。沢は浅く水量も少なく遡上に問題なし。すぐに沢の分岐があるが左が正解。こちらもほとんど水は無く凍ってもいないので沢の中を歩く。すると標高660m付近で林道が横断。先ほどの林道とつながっているのだろうが、おそらく沢を登った方がショートカットできて楽だと思う。林道はここで右に急カーブして東へ巻いてしまうため、林道は無視して沢を遡る。

・標高700mを越えると沢よりも左手の顕著な尾根の方が歩きやすそうなのでルート変更。沢を離れても植林で藪は無い。高度を上げると傾斜がきつくなってきて、頭上には岩壁が登場。地形図の等高線密度を見ても800m峰直下は崖の登場が予想される場所で、ここで尾根を離れて右にトラバース。傾斜が緩いので歩きやすく獣道もあった。

・2つ並んだ標高800m峰の東側の標高760m鞍部付近で主稜線に乗る。このまま800m峰を登ってもどうせ反対側で同じくらい下ることになるので東を巻くことに。問題はそのルートで、尾根の右側には歩きやすそうな廃林道があるが、鞍部より下っていてどこまで下るのか先が見えない。とりあえず廃林道は無視して植林の急斜面をトラバースすることに。所々で獣道があったが傾斜が急な個所は獣道が無く、藪は無くても歩きにくい。多少アップダウンしながらピークを巻いたが足への負担を考えると得したかどうか微妙。帰りは廃林道を歩いてみるか。

・巻き終わって尾根に復帰。大山〜800m峰間の780m鞍部で廃林道らしき小さな切通しが登場。これを越えて最後の登り。ここまでずっと暗い植林帯の連続だったが、780m鞍部より先は背の高い落葉樹の自然林に変わって一気に明るくなる。しかし地面はいっぱいの落ち葉で覆われて足元が非常に滑りやすいので、特に下りは要注意。

・標高830m肩で傾斜が緩み尾根が左に曲がれば大山山頂は近い。大山山頂は岩っぽさ皆無の場所で、背の高い落葉広葉樹の自然林に覆われた場所で展望は良くない。落葉した時期は枯れ枝を通して風景を見ることはできるが、すっきりしない。山頂標識はGさん標識のみ。

・帰りは780m鞍部から廃林道を歩いてみた。往路より標高が落ちるので損はするが、足元は平坦で歩きやすいので疲労度は少ない。ただし廃林道は何か所も分岐するので、一番高そうな場所に行くルートを選ぶ。最後は往路で出た760m鞍部に到着。

・次は黒内山へ向けて主稜線を上がることにする。廃林道は760m鞍部で右に逃げるので植林された尾根を登ったが、標高810mを越えて尾根が平坦になると廃林道が右から合流し、810m鞍部の先で地形図に記載がある林道に合流するまで廃林道が続いた。

・稲含山登山口へと続く林道に乗り換えるために、842m峰を巻いている林道を東へ進んでいくと、大きな右カーブの谷で大規模な地滑りに遭遇。地面の崩壊よりも折り重なった大量の倒木が通過を困難にしているが、どうにか隙間を見つけて潜ったり乗り越えたりしてクリア。この谷の下流で林道が崩壊して通行止めなのだろうか。

・標高850mの林道合流前にゲートが登場。ここからすぐ上に林道が通っているので斜面を登ってショートカットする。林道には轍があるが大雨による洗掘が激しく、普通車での走行は不可能な状態だった。それでも車高の高いオフロード車が通るのか、雪の上に轍があった。でもあまりに深い溝には木の枝が投入されて溝を浅くしていた。これだけ路面状態が悪いと今後改修工事がされるのか不安だ。上野村だけでなく南牧村も昨年の台風19号による林道の被害が大き過ぎて、被害を受けた全ての林道を補修するほど予算を持っていないだろう。生活道路でない場所は見捨てられるかも。

・標高970mの林道がジグザグった場所ではショートカットするため斜面を直登。主に唐松植林で藪は無く歩きやすい。植林したての幼木帯もある。ここも小沢岳同様に鹿に食われないよう木の幹を保護カバーで覆っていた。鹿の糞がたくさんあるからなぁ。標高1000mで再び林道が交差するが、そのまま突っ切って斜面を直登する。

・斜面の途中で送電線巡視路が登場。尾根上ではなく中腹にあるとは思わなかった。鉄塔はもうすぐなので巡視路は無視してまっすぐ上がった。

・巨大な送電鉄塔の足元に出ればほぼ黒内山山頂。地形図を見ると鉄塔の東側が山頂の1112m標高点なのでそちらに進むが、鉄塔のある箇所より僅かに高い程度で大差なし。現場は同じような高さの尾根が続くだけであり、明瞭な山頂と言えそうな場所は無い。周囲を見ると黄色いテープとその先にすかいさんの山頂標識を発見。黄色い絶縁テープの方は2012年4月5日の署名があり、設置から8年近くも経過していた。これほど長持ちしている絶縁テープは珍しい。普通は接着面の粘着力が低下して剥がれ落ちてしまうのだが。

・送電鉄塔と反対側の南西側にも小ピークがあったので行ってみたが、体感的にはここが黒内山最高峰だった。大きな岩のてっぺんが真の最高点。こちらには標識は皆無。岩の周囲は背の高い木が茂っていて展望はよくない。

・帰りは970mの林道カーブまでは往路を戻り、その先も林道ショートカットのため林道を離れて植林されたばかりの開けた斜面を下ることに。この地帯は個々の木の幹を保護する方式ではなく鹿避けネットでエリア全体を保護する方式。この場合、ネットの出入口を発見しないと入るのが面倒。何せ相手が柔らかいネットなので乗り越えるのが難しいのだ。幸い、林道沿いに入口を発見、紐を解いて中に入り、再びネットを閉じる。まだ幼木で日当たりがいいので背の低い棘付き灌木があちこちに点在し邪魔をする。樹林帯に接するネット際の方が藪が少ないのでそちらを下って行くと廃林道上に出口を発見。半分開いたままでネットの意味が無い。私が出た後にしっかり締めて紐を結んで閉じておいた。

・廃林道はまっすぐ下るのではなく左手に谷に向かって曲がっていたので林道右手の小尾根に乗り換える。そのまま植林体を下って行くと計画通りに林道に再合流できた。この先は林道を歩いたが地形図と道の付き方が異なるようで、帰ってからGPSの軌跡を見ると道路が無い場所をジグザグっていた。

・地形図では茂垣集落に建物が点在しているが、多くの建物は酪農関連の物で、人家は数軒のみ。おそらく今でも人が住んでいるのは1軒だけだろう。林道はここまでが舗装で、この先がダート。人家があるということはここまでは車で上がれるはずだが、実際に林道を歩くと一部は軽度の地滑りで路面が傾いて片側車線のみ通行可能な状態だったが、普通車なら通行に支障が無い程度だった。もしかしたら大山に登ったら車に戻って舗装終点まで車で上がって黒内山を往復した方が楽だったかもしれない。

・人にも車にもすれ違うことなく出発地点の駐車箇所に戻った。

 

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